【★日経平均見通し★】
先週末のNYダウは下落したものの、ナスダックは好決算発表銘柄が買われ反発したことや、時間外での株式指数（日本時間8：00現在）が下げ渋っていることから、押し目買いに期待。

【米国株】
NYダウは大幅続落も、ナスダックは反発！
朝方からイスラエル軍の地上戦拡大の発表により幅広く売られ、また複数の個別銘柄が市場予想を下回る決算発表から大きく値を下げた。一方、ナスダックはアマゾンやインテルが好決算から買われ、反発した。


・NYダウ
32,417.59（-366.71）
・ナスダック
12,643.01（+47.41）
・S&P500
4,117.37（-19.86）
・SOX指数
3,227.09（+38.67）
・CME日経平均先物
30,750.00（10/27:日経終値比-241円）
※執筆時（8：00）


－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：14.98倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.28倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：2.05％　

●騰落レシオ（25日）：83.63％　※まだ低水準（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：44.5％ ※買い支え期待！
●日経平均ボラティリティー・インデックス：22.59（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）

－【前営業日（10/27）のおさらい】－
日経平均は反発！
前日に大幅安となった東京市場は、寄付から半導体関連株をはじめ幅広く自律反発の買いを集めた。アジア市場も堅調に推移したことから、一時は31,000円を上回る場面も見られたが、翌週にFOMCや日銀金融政策決定会合を控えていることもあり、大引けにかけては小動きとなった。

日経平均：30,991.69（+389.91）
TOPIX　 ： 2,254.65（+30.40)
マザーズ： 　642.00（+9.71）
東証プライム売買代金：3兆5,383億円
値上がり1555／値下がり92／変わらず12
グロース売買代金：837億円
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【今週の重要スケジュール】

10月30日（月）
日銀金融政策決定会合（1日目）
《主な決算発表》
NEC（6701）、パナソニック（6752）…など119銘柄　

10月31日（火）
日銀金融政策決定会合（2日目）
終了後、政策金利発表　※市場予想：現状維持
植田日銀総裁会見（15：30）
米　FOMC（1日目）
《主な決算発表》
三井物産（8031）、商船三井（9104）、デンソー（6902）、アドバンテスト（6857）、
ソシオネクスト（6526）、村田製作所（6981）、レーザーテック（6920）…など319銘柄

11月1日（水）
米　米10月ADP雇用統計（21：15）　市場予想：13.5万人
※上回ると好景気感が強まる。
米　ISM製造業購買担当者景気指数・PMI（23：00）　市場予想：49.0
※上回ると、好景気感が拡がる。
米　FOMC（2日目）
終了後、政策金利発表
市場予想：現状維持
パウエルFRB議長　定例記者会見（27：30）

《主な決算発表》
トヨタ自（7203）、日本製鉄（5401）、ローム（6963）、京セラ（6971）…など56銘柄

11月2日（水）
《主な決算発表》
丸紅（8002）、三菱商事（8058）、住友商事（8053）、川船（9107）…など129銘柄

11月3日（金）
米　10月失業率（21：30）予想：3.8％
　　10月非農業部門雇用者数　予想：前月比+17.2万人
米　10月ISM非製造業景気指数（23：00）　予想：53.2
上回ると好景気感が強まりインフレ圧力