平均年収2000万!
1位:米国で26兆9496億ドル
2位:中国で17兆7009億ドル
また、インドの伸びが目立ち、26年に日本を抜くとされている。
私が気になるのは、個人消費の動向で、コロナ禍からの経済正常化の動きが加速するとの期待は、はずれ賃金がちょろっと増加している一方で物価がそれ以上に上昇し、購買力が低下位していることだ。
繁華街は賑わいを取り戻したかのように見えるが、23年7-9月期の実質GDPは前期比年率▲2.1%と3四半期ぶりのマイナス成長となったことをみれば物価高で、個人消費は冷え込んだままとなる。
個人消費が冷え込むとインフレ銘柄が賑わいを見せる。
私が10/19に無料紹介した北陸地盤に大型ディスカウントストアを展開するPLANT(7646)は、本日紹介後高値を更新しており、紹介してからの高値騰落率は83.5%に達している。安いものを求めるニーズが高まっている証に、先日発表された同社の本決算は、経常利益(非連結)は前期減益予想から一転して増益で着地。24年9月期も前期比4.1%増の19億円に伸びる見通しとしている。
他にも首都圏でリサイクル店を展開するトレジャー・ファクトリー(3093)は、4/20の高値1910円から大きく調整しているが、テクニカルチャートの200日移動平均線で切り返しを見せたことからインフレ銘柄アゲインとして注目だ。
話を戻すが、3月期決算企業の中間決算が出そろい、円安の進行で収益が押し上げられるなどして最終(当期)利益の合計は過去最高水準となる見通しである。企業は儲かっているのに、社員は恩恵を受けていない可能性が高い。
賃上げをすると人件費があがり、業績が悪化する懸念が囁かれているが、給料が上がらないまま社員が物価上昇で困惑し、転職を模索する方が、企業にとっては大きな損失になるように思う。
社員が元気であれば、自ずと業績も付いてくるのが良い企業の特徴であり、代表的な上場企業としては、キーエンス(6861)が挙げられる。
四季報によれば、キーエンスの社員の平均年収は2000万を超えており、今期業績は非開示としているが、中間決算までの実績を見れば、今期業績も堅調な結果となりそうだ。
人件費増によって、業績が下振れして、株価が下落する中小型成長企業が目に付くが、業績が一時的に悪化しても、先行投資をしかっりしている企業としてポジティブ視する見方が時流になることに期待したい。
さて、個人消費が低迷する中、今週の金曜日は年末商戦の幕開けを告げるブラックフライデーとなる。
私は娘のクリスマスプレゼントを、ブラックフライデーに仕込むのが恒例の行事となっている。女子だけに、おねだりしてくる単価が年々インフレしており、戦々恐々の日々である。
明日は年内最後の祝日(勤労感謝の日)となるが、日経平均は高値もみ合い商状となっていることから、月末月初が重なる来週は34000円にトライするものとみている。
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