株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-07-18 11:30:00

後場の注目株

伸びしろとサプライズ感を秘めた3銘柄

朝日インテック(7747)
循環器系及び非循環器系の医療機器メーカー。
直近発表の3Q累計決算では、売上高918億15百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益257億15百万円(同30.8%増)と好調。継続的な市場シェア拡大と外貨高の為替効果により、メディカル事業が国内外で強い成長を維持している。主力のメディカル事業では、PCIガイドワイヤーや貫通カテーテルを中心に大幅な増収増益を実現。特別損失として93億円の減損損失を計上したものの、本業の好調さは継続している。通期業績予想を上方修正し、売上高1191億60百万円、営業利益304億76百万円を見込んでおり、医療機器市場の持続的な成長を背景とした収益力の拡大が期待される。チャートは4月の暴落時より下値切り上げ。もみ合い上放れ候補で注目している。

ウインテスト(6721)
半導体検査装置の開発・製造・販売を行う。
半導体市場の生産調整の長期化により厳しい業績が続いている。OSAT(半導体後工程受託企業)の設備投資抑制が続く中、同社が得意とするフラットパネルディスプレイ用DDIC検査装置の需要が低迷した。しかし、セミコンジャパン2024でWTS-9000など新製品を発表し、2Q以降の市場回復に向けて準備を進めている。今後はAI関連半導体の成長やOLED用G8.6基板への投資本格化により、2025年度後半から2026年度にかけての業績改善が期待される。昨日は液体レンズの正式販売開始の材料で急騰。本日前場は続伸するも売り買い拮抗気味の商状で、押し目を見極める局面と見る。

レイ(4317)
セールスプロモーションや映像制作事業を展開する広告エンタメ関連企業。
直近1Q決算では売上高32億1700万円(前年同期比38.6%増)、営業利益4億9000万円(同303.7%増)の大幅な増収増益を達成。大型映像機材の稼働が活発で、エンターテインメント関連市場の回復が業績を押し上げた。セグメント別では、テクニカルソリューション事業が売上高14億35百万円(前年同期比18.4%増)、営業利益2億98百万円(同43.7%増)と好調に推移。上期の業績予想も上方修正されたが、1Qの上期予想に対する営業利益進捗率は81.0%に達しており、保守的な予想であることが確認できる。株価は窓開け急伸後に利確売り優勢で調整モードだが、500円台前半では下値が買われる動きが見られる。

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