【無料公開】本日の取り組み注意銘柄
しかし、株式市場においては、この8月は一般的に「夏枯れ相場」と呼ばれ、市場の熱気が落ち着く傾向があるとされています。
機関投資家や多くの個人投資家が夏季休暇に入ることで取引量が減少し、株価が大きく動きにくくなる、いわば「熱くなりにくい」相場となりがちです。
このような状況下で、値嵩株への投資を検討する際には、そのメリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが賢明な判断に繋がります。
まず、値嵩株に投資するデメリットから考えてみましょう。
値嵩株とは、株価が極めて高い銘柄のことを指し、執筆時点での一例として、市場で最も単価が高い銘柄の一つであるキーエンス(6861)が挙げられます。同社はFA(ファクトリーオートメーション)業界のリーディングカンパニーであり、その高い技術力と収益力から業績は非常に堅調です。
しかし、その高い株価ゆえに、投資に必要な資金が多額になります。例えば、1単元(100株)を購入するだけでも、数百万円、時にはそれ以上の資金が必要となるため、個人投資家にとっては気軽に投資できる銘柄とは言えません。
多額の資金が拘束されることで、他の銘柄に分散投資する機会を失ってしまう可能性もあります。
特に、夏枯れ相場のように市場全体の取引量が少ない時期には、値嵩株は流動性がさらに低くなる傾向が見られるため、売りたい時に売れないリスクも高まる可能性があります。
一方で、値嵩株に投資するメリットも当然ながら存在します。
一般的に、値嵩株は高い収益力や優れた技術力、あるいは盤石な事業基盤を持つ、優良企業であることが多いです。
そのため、株価は市場全体の変動に左右されにくく、安定した成長が期待できる傾向があります。
キーエンスが良い例ですが、こうした企業は、市場の熱狂や投機的な動きに惑わされることなく、企業価値を着実に高めていく力が備わっていると推測されます。
また、一株当たりの価格が大きいため、わずかな株価の上昇でも大きな利益に繋がる可能性があります。
しかし、特に夏枯れ相場と呼ばれる8月のような時期には、値嵩株への新規投資は慎重になるべきだと考えられます。
取引量が少ない状況では、小さな売りでも株価が大きく下落する可能性があり、多額の資金を投入している投資家にとっては大きな損失となりかねません。
このような時期には、無理に高価な銘柄に手を出すよりも、むしろ低位株など、より小資金で短期的な値動きを狙うやり方も、一つの選択肢として良いかもしれません。
まとめ
値嵩株投資には、優良企業への投資というメリットがある一方で、多額の資金が必要で流動性が低いというデメリットがあります。
特に夏枯れ相場ではそのデメリットが顕著になりやすいため、無理に値嵩株にこだわるのではなく、低位株などで短期的な利益を狙うなど、別の戦略に目を向けることも賢明な選択となり得るでしょう。
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■本日の取り組み注意銘柄
キーエンス(6861)
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