これでもまだその銘柄を買いますか?
大人気コーナー、取り組み注意銘柄のお時間です。
今年の株式市場は、日経平均株価やTOPIX(トピックス)が最高値を更新するなど、華々しい記録が打ち立てられました。
そのような明るい話題の裏側で、ある意味で「記録的な」株価の下落を辿り、投資家にとって重大な教訓を提示している銘柄が存在します。
本日、取り上げるのは、創建エース(1757)です。
同社の株価は、長きにわたり下落を続け、ついに1円という水準にまで達しました。
これは、かつて市場に上場し、多くの投資家から期待を寄せられた企業の、信じられないほどの凋落だと言えるでしょう。
この極端な下落の背景には、同社の迷走が挙げられます。
頻繁な社名変更に加え、本業とは異なるコスメや衛生用品、あるいは自動車オイルといった新事業への参入を試みるも、いずれも成功に至らず、不発に終わった経緯がありました。
このような経営の混乱は、企業の将来に対する信頼を大きく損なうことになったと推測されます。
そして、この迷走に終止符を打つかのように、株式会社東京証券取引所は、同社株式を整理銘柄に指定し、2025年9月19日、つまり今週金曜日をもって上場廃止とすることを決定したのです。
このような状況にもかかわらず、近年の同社株は、その異常に低い株価ゆえに、不釣り合いなほどの出来高を伴うことがありました。
これは、企業の本来の価値とは無関係に、1円単位の値動きを争うマネーゲーム株と化していたことを示しています。
投機的な思惑によって株価が変動するこの状況は、極めて危険な兆候だと言えるでしょう。
まとめ
上場廃止が確定した今、同社株への投機は、もはや「怖いもの見たさ」で火中の栗を拾うようなものです。
投資家は、企業の本質的な価値とはかけ離れた値動きに翻弄され、大切な資産を失うリスクを冒すことになります。
健全な株式投資は、企業の成長を応援し、その利益を享受することにあります。この基本原則から外れた投資は、いかに魅力的に見えても、避けるべきだと強く申し上げたいと思います。
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■本日の取り組み注意銘柄
創建エース(1757)
上場廃止が決定されている銘柄に投資する事はかなりリスクの高い行動であり、よほどの事が無い限りはおススメし難いです。
市場から去りゆく銘柄よりも、今後も市場で花咲く時を待っている次の高騰候補の銘柄へ投資する方が賢明と言えるでしょう。
そんな方に「次の大化け候補銘柄」として、この銘柄を全力でご案内させていただきます!
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