株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-11-06 11:30:00

後場の注目株

決算期待銘柄など

免疫生物研究所(4570)
研究用試薬の開発製造と医薬品事業を手がける研究開発型バイオベンチャー。
直近1Q決算は売上高2億1100万円(前期比7.9%減)となったものの、営業損益が3200万円の黒字に転換し収益性が改善。artience社との事業提携基本合意を7月に締結したことが大きな材料で、ライフサイエンス分野での協業により販路拡大が期待される。今期業績は売上高10億2500万円、営業利益1億5200万円を計画し、体外診断用医薬品の保険適用取得により新たな収益源確立を目指す。11月13日に中間決算発表を控え、提携効果の進捗が注目される。昨日は米国での特許関連報道を受けて急騰した模様。時価総額52億円規模の小型バイオ株として値動きの軽さも魅力だ。押し目を監視。

エイベックス(7860)
音楽・アニメ事業を中心とした総合エンタメグループ。
大型ライブ公演の増加やアニメ・映像事業でのパッケージ作品販売好調が牽引し、直近1Q決算は前年同期の営業赤字から一転して黒字化に成功した。今期通期計画は売上高1400億円、営業利益10億円だが、1Q時点で通期営業利益計画の約14.5%を達成。今後もXGなど人気アーティストの活躍やアニメIP展開の強化により、エンタメ需要回復を捉えた収益拡大が続く見込み。時価総額557億円程度、PER43倍とやや割高感はあるが、業績回復トレンドが継続すれば株価の再評価余地は大きいだろう。11月13日に中間決算を発表予定。

NE(441A)
SaaS型EC支援プラットフォーム「ネクストエンジン」を展開するEC支援企業。
11月4日にHameeからのスピンオフで東証グロース市場に新規上場し、初値は公開価格750円と同値で、一時704円まで売られたが、昨日は841円まで急伸。主力のネクストエンジン事業は年間1.3兆円の流通処理実績を誇り、国内ECバックヤードのデファクトスタンダードとして6570社の契約を獲得。今期は売上高42億100万円(前期比7.0%増)、経常利益14億6800万円を計画する。AI機能実装による付加価値向上と受託開発拡大で成長を加速させる戦略だ。ベンチャーキャピタルからの出資は見当たらず、新規上場特有の需給改善と安定収益モデルへの評価が株価を押し上げる可能性があるとみて注目している。

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