お休みの所失礼いたします。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

揺れていますね！IT業界！
うーん、トランプ大統領の方針もわからなくは無いですね。

金曜日にもお伝えしましたが、トランプ氏がTwitterで下記のように述べています。

↓以下Twitter公式アカウントから引用。
I have stated my concerns with Amazon long before the Election. Unlike others, they pay little or no taxes to state & local governments, use our Postal System as their Delivery Boy (causing tremendous loss to the U.S.), and are putting many thousands of retailers out of business!

「私は選挙の前にアマゾンに懸念を表明しました。他の国と違って、州と地方自治体には殆どまたは全く税金を払わず、郵便システムを配達人として使用し（米国に多額の損失をもたらします）、何千もの小売業者を失業させています。」
（※翻訳ミスがあったらお見逃し下さい。）

すごくザックリお話すると、
AmazonやAppleなんかは多くの市場シェアを奪っちゃってるわけなんですよ。Amazonは上記のトランプ氏の発言にあるように小売業などのシェアを奪っています。

Appleもカメラ、動画プレイヤー、時計、音楽プレイヤー、もちろん同業の携帯会社など多くのシェアを奪う形になっています。ただ経営という目線で見れば、今話題主役になっている企業は間違いなく世界にイノベーションをもたらしたんですね。

しかし、難しいのは、
今の世界の仕組みでは上記のイノベーションは１強しか生まない仕組みであることなんですよ。

しかも、これまでよりもより少人数でモノやサービスが売れるようになっていますから、
多くの方の働く場が減少してしまいます。もちろん商店など個人で事業を営んでいらっしゃる方も他人事ではありません。

つまり革新的アイデアを生み出し、仕組みを作れば、お金を稼げる人はドンドン稼げるんですけど、
社会の競い合いに負けた場合はとことん貧困が待ち受けているんですね。これは個人だけのレベルのお話ではありません。もちろん国単位でもです。資本主義社会の極みの状態とも言えるでしょうか。

今後、日本の労働市場は一人あたりの賃金が上昇してくると私は見ています。
しかし、それ相応の技術や価値を生み出せる人間でなければなりません。

あぐらをかいて寝ていれば、気付いたときには貧困の差がどんどん開いている事でしょう。
決められたレールを走っていると、必ず取り残されます。企業も個人もです。

またイノベーションは、先進国で無くても起きます。新興国であっても、「閃き」が生まれるかどうかは関係ないのです。可能性は常に存在しています。そのイノベーションが１強を生むのです。

ですから、グローバルな人材を求めたりグローバルな考え方をする流れになったんですね。
今は日本がまさにグローバル社会化しています。

しかし、ITというのは可能性が無限にあり、米国企業に対して少々の規制を加えてもそれを上回るイノベーションが生まれます。ですので、目先の下落はいいお休み期間と言った所では無いでしょうか。

不安材料が大々的に報道される時が、
相場が転換するポイントだったりもします。

私はすでに強気です!外人が売るなら買い向かうでしょう。
皆様も外人の仕掛け売りなどに心を疲弊されないで下さい。

来週の戦に向けて、しっかりとリフレッシュしましょう!

それでは良い週末を！

執筆　大文字（だいもんじ）恭平


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